HandmadeCozyLife

料理を中心に、手作りや少しの工夫で自分らしく、お得でややレトロで、ちょっぴり豊かな普段を公開していきます。

Embroidered Tea Towels

Here are some recent examples of my embroidery. I embroidered two tea towels in the traditional sashiko style for the church bazaar. The average age of the ladies in the handicrafts posse, of which I am a member, is about 70, and as I am the only member who is not retired, they kindly reduced my quota. Even then the leader is every bit an authority to be as obeyed as a CEO. She is a little old lady around 140cm tall, but she was a master at getting monthly progress reports out of me to gage whether I was likely to reach my production goal, and certainly knew how to motivate me to meet my quota. Even though I've always loved handicrafts, it was all I could do to embroider just two tea towels. When I was in college I was sure that I was busy, and that college students had a lot less free time than what older folks assumed, but I still had time for handicrafts. I was certainly busy as a student, but it's not the same as the busy-ness of a working professional, I must admit.

 

The first one is a stylized shamrock, done as a traditional Celtic design. This complicated design took some time to embroider.

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The other is a gnome sitting on a toadstool, grinning as he holds a flower. Whimsical, yes? (Of course that's my tablecloth in the background.)

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Thus, my handmade efforts extend beyond cooking. I also do embroidery and other handicrafts. Oh, and by the way, both tea towels sold at the bazaar.

マイカー

あなたのアピールポイントはなんですか。都内在住でマイカー持ち、と婚活男性からアピールされたら、私は間違いなくドン引きします。これは特にバブリーな感覚の持ち主にありがちなことだが、「こんなに贅沢できるオレってカッケー」なんて思っていることがバレバレです。

 

でも少しもかっこよく映っていません。むしろ「オレは無駄遣いの達人だ」、さらには「歩行者に迷惑かけることも平気」アピールしているように映っています。見栄を張れば張るほどダサいのです。堅実さをアピールされたらぐっとくるのにもったいない。そもそも私は小さい頃から車酔いしてきたせいか車が苦手で知識も興味もあまりないので、「で?何がどうすごいのかわからないし、資源がもったいないし、感心しない」と反応してしまいます。ただし、マイカーを持っているのが見栄を張るためではなく、田舎の実家に帰って介護を手伝うためであったり、辺鄙なところにいる高齢の親戚を病院に連れて行けるためであったりすれば、印象が変わります。

 

そういう自動車のマイカー目線ではなく、車いすのマイカー目線で街を見られるとどうなるか。私は介護時代に車いすを押していたので、街中の段差や車いすの方の視線や手の位置をまったく考慮していない設備に気付くのです。わざわざバリアフリーにするためにランプを取り付けたのはいいけど、その先にある肝心の自動券売機、自動販売機、洗面台などが高いと、手が届きません。今は多くの方がイヤホンを入れているので周囲の音が聞こえていない、という状況を想像することが容易になったと思いますが、目が見えていないとどうなるのでしょうか。段差が多く、人や車、自転車の流れなどが不規則的だと正直視覚障害がなくても怖いです。しかし、一口で「目が不自由」と言ってもいろいろあり、わずかにでも見えている場合、明暗しか判別できない場合、動きは捉えられる場合、まったく見えない場合、などがあります。私もメガネを外すと近眼+乱視のおかげでほとんど見えないので、温泉や銭湯が昭和丸出しな多色使いをしてくれると段差が分りやすく、大変助かります。

 

「オレはこんな車を持っているんだ、すごいだろ」は感心しませんが、気遣いができるような想像力を持っていれば感心します。

Playtime in the Park

When was the last time you went into a public park to play? Were you a kid? Or did you have your child in tow?

 

I still go to the park to play, even though I'm a single, childless 30-year-old woman. The swings are my favorite. I only go after dark, after the children are gone, though. On the swings, going higher and higher, I think about work, I think about my friends, my love life, etc. It's mindless but exhilarating in a way that clears the mind. Quite therapeutic, actually.

 

I can barely squeeze onto the slide, and there is no point in going on the seesaw when I'm alone. I had to give up on the jungle gym, because I'm simply too big to crawl into it. It's one of the round ones that swivel.

 

Aside from these obvious amusements, I also practice dance steps in the park. The Viennese waltz, Greek hasapiko, Irish sean nos, any kind of dance, really. I can dance around the swings, which help maintain a nice oval LOD (line of dance) for the Viennese waltz.

 

It would be so much fun to go on the seesaw and the swings with a date. It wouldn't be romantic like dancing in Central Park with Fred Astaire, but then I'm not Cyd Charisse. It's funny how I'm now old enough to be a kid again, except that it's somehow better to play as a grownup, because I have the best of both worlds. Even better would be playing in the park by daylight, as the proud parent of a little tyke.

I Don't Have an Oven

There are a lot of nice, posh recipe books out there for people who live alone, but many of them involve grilling and roasting. Most normal apartments and houses can at least accomodate a stove-top oven/ grill, but my flat is too small to store such a thing, let alone use it in my tiny kitchen. I can't roast because I don't have an oven, but I can simulate baking by steaming.

 

One of my favorite desserts that requires an oven is baked apples, but I still manage to enjoy them by simply steaming them instead!

 

1.Choose a kogyoku apple if you are in Japan, or a Granny Smith in the UK. Tart apples are best for this.


2.Core the apple. Be sure not to puncture the bottom of the apple.

 

3.Stuff the apple with raisins (any dried berry you have on hand will do). Layer the raisins with cinnamon, nutmeg, cloves, powdered ginger, vanilla extract if you're feeling fancy, and more raisins, etc. Repeat.

 

4.Put about 1cm of water into a pot, add the apples, and put the lid on.

 

5.Steam on medium heat.

 

The finished product looks as if it was baked!

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I have tried many times to make cakes and pies this way, but with questionable results. Eventually I'll get it right...

 

I also make that Turkish favorite, stuffed paprikas, in the same way.

 

1.First make the pilaf stuffing. Add cooked rice (cooked with an ordinary rice cooker), tomatoes, miced onions and garlic, raisins, pine nuts, celery, chicken stock (I often use dashi fish stock), oregano, marjoram, thyme, sage, bay leaves, cooking sake, olive oil, and black pepper to a skillet and stir fry the mixture.

 

2.Remove the parlsey leaves from the stems and add last. (I snack on the stems at this point. Yum yum! Not really.)

 

3.Carve out the top of the paprika and remove the seeds.

 

4.We are going to use the top as a lid, so trim off the part that has seeds on it.

 

5.When the pilaf is ready, stuff it into the paprika.

 

6.Put the lids on the paprikas, and then put them into a pot with about 1cm of water.

 

7.Steam on medium heat.

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Whether you are steaming apples or paprikas, they're ready when they're soft.

 

See, you can make fancy meals even without all that snazzy equipment! Your friends will be impressed by your resourcefulness (at least mine were, heh heh).

梅牛蒡

持ちよりパーティーのたびに持って行く自信作は「梅牛蒡」です。普通の叩き牛蒡に似ていますが、味付けは梅です。我が家のおせち料理の牛蒡も実はこれです。梅は松竹梅の梅でめでたいからお正月にふさわしいのに、普段のお弁当にも似合います。何より色がピンクで珍しいのでどんな食卓にも映えます。

 

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こんな普通の牛蒡を使います。

 

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当然ながら洗って泥を落とします。新牛蒡ならたわしで本格的にこすってきれいにして皮付きで作っていいでしょう。

 

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でも今回は皮をむくのでこんな感じで十分。

 

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ピーラーで皮をむき、黒ずんだ先端と根本を切り落とします。

 

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牛蒡を小さ目に切るとお弁当箱に詰めやすくなります。牛蒡はリンゴ酢で下味をつけ、軟らかくします。

 

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リンゴ酢でしっかり煮ます。

 

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リンゴ酢で煮て煮詰まったら、今度は味をつけて完成させるために、本煮?を始めます。今度は料理酒の出番です。

 

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これはふりかけのゆかりですが、梅牛蒡にも使えます!

 

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さらに梅肉も入れ、梅度を増します。

 

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このまま煮続けます。

 

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完成!

 

刺し子のふきん

最近の刺繍作品です。バザーに出品するために、ふきんに刺し子の刺繍をしました。私が所属している手芸グループの平均年齢は70歳ぐらいで、現役で仕事をしているのは私だけなのでノルマを軽くしてもらいました。それにしても手芸部長は会社の部長より怖いかも。身長は140センチくらいの小さなおばあさんですが、ノルマが達成できそうかどうかの中間報告を求めてきたり、間に合う前提で話を進めたりしてプレッシャーをどんどんかけてくれました。もともと手芸は好きですが、ふきん2枚でも精一杯でした。学生の頃は「学生でも暇じゃないよ、忙しいよ!」と思っていましたが、大好きな手芸をする暇はありました。うーん、社会人の「忙しい」とはベクトルが違うのよね...

 

一枚目はケルト文化圏(アイルランドスコットランドウェールズ等)に古くから伝わる様式の三つ葉クローバー、「シャムロック」の図案です。複雑なので時間がかかりました。

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もう一枚はキノコの上に座った小人さんです。花を持ってにこにこしています。ちょっとメルヘンかな?

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このように、料理以外にも刺繍のような手芸もする私です。ちなみに、ふきんは両方とも売れました。

お得に暮らすためのおばあちゃんの知恵 パート②

「お得に暮らすためのおばあちゃんの知恵 パート①」の続編・パート②です。

 

その⑥ 美容にお金をかけすぎない。
  普通に考えて、いくら5万円するクリームであっても、若さと美しさを再びあなたのものにする魔法が入っていると考えられません。保湿やお肌の保護という機能なら薬局で500円で買えるクリームと大差ありません。人体への害、環境への影響、動物実験などあなたにとって大切な要素についてきちんと調べてから調査することは有意義ですが、間違っても高級メーカーの広告にまんまと騙されることだけはしないようにしましょう。どのブランドの化粧品でも、そんなにお肌にいいとは言えません。人によって仕上がりの好みが違うとは思いますが、私は仕上げのパウダーとしてベビーパウダーで十分だと思います。ヘアケアも同じことです。製品の値段と品質や効果は必ずしもメーカーの広告が主張しているほど明らかに比例していないケースがあります。自分の髪質にとって何がよいのか調査して下さい。メーカーの広告を鵜呑みにする必要はありません。

 

その⑦ 同じ美容のテーマで続けると、古着でもおしゃれができます。
  古着を着ることは後ろめたくありません。現在の服や靴よりも20世紀のものの方が丈夫で作りがしっかりしていることはよくあることなので、傷んでいたり、あなたに似合っていなかったりしていなければ敬遠することはありません。私はたまたま1930年代や1940年代っぽいファッションが好きですが、1980年代に作られたものも優れものがあります。私は普通の店ではサイズを置いていないくらい小柄なので、現代人よりも小さな体格を想定して作った昔の服の方が合うことが多く、一石二鳥です。タイムマシンで21世紀に遊びに来た過去からの観光客風に見せようとしていなくても、きっとあなたのテイストに合う古着が見つかります。しかも寸法がぴったり合わなかったり、悪い意味で古臭かったり、何か欠点があっても、リフォームに出すという手があります。ボランティアなどのお布施を通して手にいれた古着を適当に来ているホームレス風や、最悪の場合親の服をそのまま失敬したように見えていなければ大丈夫です。センスと工夫次第でかなり素敵になれます。

 

その⑧ スーパーで買い物する際は見切り品コーナーをチェックする。
  年金生活者たちでごった返す前にチェックしないとなくなってしまうかもしれません。確かに見切り品のぶどうがカビだらけじゃないことを確かめる必要がありますが、目、鼻、常識を駆使すれば本当にお買い得なものをゲットできるはずです。特にトマトやバナナは未熟のうちに買ってしまう人が多いので、見切り品コーナーにあるものはちょうどいい具合に熟れていることが多々あります。ただし、お肉、乳製品や魚介類を見切り品コーナーから買い漁る場合はその日のうちに食べるもののみにしましょう。食中毒になってしまってはせっかくのお得も台無しです。

 

その⑨ 予算とはゼロ和ゲームです。
  あなたの手元にあるお金に限りがあるので、予算はゼロ和ゲームだといえます。日頃クレジットカードをよく使っていると忘れがちですが、あなたの消費力は無限ではありません。対策としては優先順位を決めるだけでよいです。土曜日の午後にちょっと贅沢なカフェタイムを過ごすのか、次旅行に行ったときにいつもよりワンランク上のホテルに泊まるのか、選ぶのです。正解はありませんが、優先順位を決める必要はあります。

 

その⑩ 最も重要なことは、あたかも1933年であるかのように家計を管理することです。
  これは冗談で言っているのではありません。世界恐慌の時代を生きた人々は家計や財産の管理に対して慎重になることが必須でした。何も考えずに浪費する、という選択肢すらなかったのです。自分に変なプレッシャーをかけてストレスになるのは本末転倒ですが、家計のやりくりに関する当時の書籍や記事は現代でも十分参考になるコツやヒントがつまっています。節約をゲームみたいにすれば意外と楽しいものです。どうしてもうまくいかないならばおばあちゃんに聞いてみましょう!