アスパラガスのイタリアン風にんにく炒め
私は料理が好きです。子供の頃は食べることにほとんど興味がなかったのですが、18歳ぐらいで料理を覚えた頃から突然食べることが好きになりました。そうは言っても、周りの純人間たちが食べているものの中に私には食べられないものもあるので、自分で料理することで解決しているのです。具体的には乳製品(特にバター)、卵、唐辛子です。さらに、狐のくせにお肉が苦手なので自分で買ったり調理したり、注文したりすることはありません。その代わりお魚やお豆腐はよく食べます。脂っこいもの、やたら甘いものも苦手。関西出身なので味付けが薄く、醤油・料理酒を使うならお塩を加えない・みりんを使うなら砂糖を加えない、というポリシーもあります。
基本は減塩・減糖した創作和食ですが、中華風や地中海風、完全な無国籍料理も作ります。すべてにおいて野菜が中心です。
背景はこのぐらいにして、レシピを。今日はアスパラガスのにんにく炒めです。
材料:アスパラガス(4~6本)、黒こしょう、刻んだにんにく、料理酒(小さじ1杯)、オリーブオイル、必要に応じて水を少量
1.まずはにんにくを刻んでおきます。刻んだにんにく、黒こしょう、オリーブオイルと料理酒をフライパンに入れます。
2.アスパラガスを洗って固い根本を切ります。この時に輪ゴムを外さずにつけたままにしていると先端から切りやすくなります。
3.フライパンの中にあるものを強火で加熱し始めます。泡が出てきたらアスパラガスを入れます。
4.中火にして、水分が飛んだら完成。
オリーブオイルは加熱しすぎると変質して発がん性が出て来るので、ずっと強火にしたままにしないように注意します。
何となくイタリアンっぽいかな?アスパラガスは祖母が好きな野菜の一つだったので、作るたびに祖母を思い出します。介護をしていた頃はつらいことも多かったけれど、今となっては大切な思い出。よくお弁当に入れています。
このレシピからわかるかと思いますが、私の料理の秘訣は「いい加減」です。あえて分量を量らないのです。その方が何となく温かみがあるように感じるからです。