HandmadeCozyLife

料理を中心に、手作りや少しの工夫で自分らしく、お得でややレトロで、ちょっぴり豊かな普段を公開していきます。

お得に暮らすためのおばあちゃんの知恵 パート②

「お得に暮らすためのおばあちゃんの知恵 パート①」の続編・パート②です。

 

その⑥ 美容にお金をかけすぎない。
  普通に考えて、いくら5万円するクリームであっても、若さと美しさを再びあなたのものにする魔法が入っていると考えられません。保湿やお肌の保護という機能なら薬局で500円で買えるクリームと大差ありません。人体への害、環境への影響、動物実験などあなたにとって大切な要素についてきちんと調べてから調査することは有意義ですが、間違っても高級メーカーの広告にまんまと騙されることだけはしないようにしましょう。どのブランドの化粧品でも、そんなにお肌にいいとは言えません。人によって仕上がりの好みが違うとは思いますが、私は仕上げのパウダーとしてベビーパウダーで十分だと思います。ヘアケアも同じことです。製品の値段と品質や効果は必ずしもメーカーの広告が主張しているほど明らかに比例していないケースがあります。自分の髪質にとって何がよいのか調査して下さい。メーカーの広告を鵜呑みにする必要はありません。

 

その⑦ 同じ美容のテーマで続けると、古着でもおしゃれができます。
  古着を着ることは後ろめたくありません。現在の服や靴よりも20世紀のものの方が丈夫で作りがしっかりしていることはよくあることなので、傷んでいたり、あなたに似合っていなかったりしていなければ敬遠することはありません。私はたまたま1930年代や1940年代っぽいファッションが好きですが、1980年代に作られたものも優れものがあります。私は普通の店ではサイズを置いていないくらい小柄なので、現代人よりも小さな体格を想定して作った昔の服の方が合うことが多く、一石二鳥です。タイムマシンで21世紀に遊びに来た過去からの観光客風に見せようとしていなくても、きっとあなたのテイストに合う古着が見つかります。しかも寸法がぴったり合わなかったり、悪い意味で古臭かったり、何か欠点があっても、リフォームに出すという手があります。ボランティアなどのお布施を通して手にいれた古着を適当に来ているホームレス風や、最悪の場合親の服をそのまま失敬したように見えていなければ大丈夫です。センスと工夫次第でかなり素敵になれます。

 

その⑧ スーパーで買い物する際は見切り品コーナーをチェックする。
  年金生活者たちでごった返す前にチェックしないとなくなってしまうかもしれません。確かに見切り品のぶどうがカビだらけじゃないことを確かめる必要がありますが、目、鼻、常識を駆使すれば本当にお買い得なものをゲットできるはずです。特にトマトやバナナは未熟のうちに買ってしまう人が多いので、見切り品コーナーにあるものはちょうどいい具合に熟れていることが多々あります。ただし、お肉、乳製品や魚介類を見切り品コーナーから買い漁る場合はその日のうちに食べるもののみにしましょう。食中毒になってしまってはせっかくのお得も台無しです。

 

その⑨ 予算とはゼロ和ゲームです。
  あなたの手元にあるお金に限りがあるので、予算はゼロ和ゲームだといえます。日頃クレジットカードをよく使っていると忘れがちですが、あなたの消費力は無限ではありません。対策としては優先順位を決めるだけでよいです。土曜日の午後にちょっと贅沢なカフェタイムを過ごすのか、次旅行に行ったときにいつもよりワンランク上のホテルに泊まるのか、選ぶのです。正解はありませんが、優先順位を決める必要はあります。

 

その⑩ 最も重要なことは、あたかも1933年であるかのように家計を管理することです。
  これは冗談で言っているのではありません。世界恐慌の時代を生きた人々は家計や財産の管理に対して慎重になることが必須でした。何も考えずに浪費する、という選択肢すらなかったのです。自分に変なプレッシャーをかけてストレスになるのは本末転倒ですが、家計のやりくりに関する当時の書籍や記事は現代でも十分参考になるコツやヒントがつまっています。節約をゲームみたいにすれば意外と楽しいものです。どうしてもうまくいかないならばおばあちゃんに聞いてみましょう!